Squad beyond 導入事例

株式会社オモヤ 様

会社概要/提供サービス

古川 史弥 様

株式会社オモヤ 広告運用チーム リーダー 兼
株式会社prisma 代表取締役

新たな事業創出を目的に数々のブランドや事業を立ち上げる同社。「ファンファレ」「コハルト」「HAN.d」「コノコトトモニ」「Danzi」「トワs2エール」の6つのECブランドを運営しています。また、自社ECブランド運営で培った広告運用ノウハウを生かし、広告代理店事業(prisma)を立ち上げ、古川氏が代表に就任。これを皮切りにBtoB事業への展開も進めています。
新規ブランドの立ち上げから、既存ブランドの再成長、新しい事業領域への進出まで、大きな役割をもつデジタルマーケティングの分野で欠かすことの出来ないツールとなったSquad beyondについて前回のMTGからの変化や具体的な活用方法についてお伺いしました。

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【第2弾】制作から分析までを1つのツールで全て管理出来ることがここまで生産性UPに繋がるとは思いもしなかった。費用対効果は抜群。

 

導入1〜2ヶ月でCPAで30%改善、CV数は倍以上に。そこからさらに8ヶ月たった今、『業務改善効果』の大きさにも気づいた。

 
 
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ーリリース直後から長くご利用いただきありがとうございます!導入後にインタビューさせていただいてから7〜8ヶ月ほどが経過しましたが、御社の事業内容や社内体制などに変化はありましたか?

引き続き、6つのECブランドの運営に力を入れていますが社内体制についてはちょうど今年の6月(2021年)に変更がありました。

以前は広告チームが独立していて、社内の全てのブランドの広告を一手に引き受けるという体制でしたが、現在はその広告チームで経験を積んだメンバーが各ブランドの事業部に専属で入り込み、運用・制作をブランドに特化させた体制に切り替わっています。

 

 


ーなるほど、以前は社内に代理店のようなチームがいて運用していたところから、各ブランド内にインハウスチームを作って運用するような体制に切り替わったのですね!

ー体制を切り替えたのはどんな理由からだったのですか?

インハウス運用をもっと強化して運用ノウハウを積み上げていこうという方針があったからです。以前の体制だと広告チームがブランドの外にいるのでデータの連携やLTVを伸ばすためのCRMに生かすための細かい分析がしにくい状況でした。

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今はブランド内に専属の広告チームを設置する体制に切り替えたことで、広告での顧客獲得から、LTVを伸ばすためのCRMまで一貫して管理、分析できるようにしました。beyondがあることでその辺りのデータの連携や分析はよりスムーズになりましたね。

また、ブランドの専属になると代理店さんとのやりとりも発生するようになりましたが、「自社の運用だとこういう数値が出てます」「こういう事例がありますよ」「これだけCVR改善しました」といったような情報をbeyond上でそのまま共有出来るのがいいですね。

ちゃんとしたデータをもとに話を進められるので、代理店さんの改善が進み、私たちの新規獲得が増えるという流れを作りやすくなりました。

 

 

ー広告主様、代理店様といった広告運用に関係する全ての人に使っていただくことがSquad beyondのコンセプトなので、まさにそれを体現いただいているようで嬉しいです!

ーbeyond導入前と導入後ではどのような変化がありましたか?

そもそも導入前はこれといったツールは使っておらず、自分たちの運用改善で手一杯という状態でした。レポートを作っても結局クリエイティブ毎の数値が追いきれていなかったり、媒体の多重発火で正しい数値が見えない状態でした。。。

それがbeyondを入れた今は、集計作業をしなくてもクリエイティブ毎の成果が瞬時に判断できますし、計測も正しくできるようになったので、正確に運用改善に繋げられるようになりました。

 

 


事業ごとのドメイン管理、URL管理がこんなに簡単に!Wordpressのままだったらどれだけ管理コストがかかっていたか、、、。代理店など外部への共有も簡単で安心。

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ー本当にbeyondをこれでもかと使い倒していただいてるのが伝わってきます(笑)

長くお使いいただいている理由や、特に気に入っている部分があれば教えてください!

LPの管理のしやすさですね!

導入する前はWordpressを使っていたのですが、ブランドが多いのでドメインだったり商品のページが多いんですが、そのままWordpressだったら全部分けなきゃいけない。

それがbeyondなら1つのツールで管理できてさらに管理画面で広告の数値からLPの数値まで全部見れるのは大きいです。

会社としてブランド数が増えてきたり、去年から比べると社員も20~30人増えていて、さまざまなチームだったり役割がある中で、特に重要な新規獲得の数値はみんなが把握出来るようにしたいですが、分かれてしまっていると情報共有がスムーズにできません。

それがbeyondだと管理画面に入るだけで簡単に共有できるので、1つのツールだけで全体共有の場になれるというのは使ってみて感じた大きなメリットです。

 

 

ーまさにSquad beyondの効果が最大限発揮されるような、お手本となる使い方をしていただいてますね!

 


 

ーせっかくなので御社内での具体的なSquad beyondの使い方をもう少し詳しく教えていただいても良いですか?

基本的に社内で使う場合はブランド単位でドメインを管理したいので、ブランド毎にグループを分けています。さらにその中で商材ごとにフォルダを分け、その下の階層(beyondページ)は媒体毎で管理しています。

媒体によっては自社ドメインじゃないとそもそも配信できなかったりしますが、サブドメインも使える場合は記事LP用のサブドメインを発行して管理したりします。

 
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FacebookのAPI連携やドメイン認証が必要な時はアカウント停止のリスクヘッジのためにドメインをいくつか作ったりするのでそこでフォルダを分けていたり、状況に合わせてドメインとURLを管理しています。

あとは代理店さんに自社ドメインの共有をする場合ですね。代理店さん用のフォルダを作ってその中で作業してもらっていますが、フォルダ毎にユーザー権限を分けられるので、外部との連携も非常に簡単で安心して使うことができています。

 

※「Squad beyond」では上の階層からフォルダ/beyondページ/versionと別れています。

フォルダ:この階層ではドメインを割り振ります。そのフォルダ内で制作するLPは共通のドメインとなります。
beyondページ:この階層では配信用のURLを決定します。フォルダで設定したドメインの末尾に任意の文字列を指定して自由にURLを設定することができます。
version:最下層となるversionでは、具体的なLPの制作パターンを管理します。beyondページで設定した単一のURLで何パターンもLPを作成することができます。
また、このversion単位で広告成果を見える化することが可能です。
例えばversion毎の流入数やCV数、CVR、CPAなどの各種数値だけでなく、version毎のヒートマップ、クリエイティブの種類も複数ある場合はクリエイティブとversionの組み合わせ別の成果も数値ダッシュボードに表示されるため瞬時に最適な組み合わせのパターンを判断できます。

 

 

ーここまで褒め倒していただいていて、なんだか嬉しいような逆に心配になるような、、、(笑)

ー逆に使いにくいなと感じるところがあれば率直に教えてください!

作成したLP(version)を他のフォルダにも複製できるようになるといいですね。

同じブランドでもいくつかドメインを発行していることがあるので、別のドメインでも同じ記事やLPを使うときが結構あるんです。

ただ、今は同じフォルダ内でしか複製ができないので、フォルダ(ドメイン)を跨いで複製するためには2〜3手間がかかりますが、それが面倒ですね。でもそれくらいですかね。

 

ーなるほど、実はその機能、近々リリースされます!笑
要望が少なくない数あったので、デザインまで完了して実装待ちなのでお楽しみに!開発は引き続き爆速でやってますので、これからもどんどん要望いただけると嬉しいです!

 

 

10万円〜という価格は一瞬高く見えてしまう。しかし、費用ではなく中長期的な費用対効果の改善を考えたらSquad beyond一択

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ーぶっちゃけ他のツールを検討したことはありますか?

うーん、特にないですね。。。あ、一部の媒体でポップアップを始めようとした時にbeyondのオプションのポップアップではなく別の安価なツールを入れることを考えたことありますね。

やっぱりその方がちょっと費用を抑えられるので検討はしたんですが、、、

 

でも、ある程度獲得のボリュームが増えてきた時に、全部が1つの画面上で見れたり調整できる方が工数が少なくて済んだり、成果も実際に見やすかったり、あとはシステム上のこと(タグなど)も出来るだけ煩雑化しないようにっていうことを考えると1つのツールでまとめた方がやりやすいなと思いました。

そう思ったのは、自社運用の場合だと代理店と違って未経験の人しかいなかったりとか、システムの細かいところににそんなに詳しくない人が多かったりするんですよね。

 

なのでシステム面はできるだけシンプルに、それよりもクリエイティブの部分などが効果改善において一番ウェイトを占める部分だと思うので、”改善に時間を使える”ように出来ているbeyondでポップアップを使うことにしました。

 

 

ーありがとうございます。もう新しいお客様へのサービス紹介の時に古川様に来ていただいてこのお話をしてもらいたいくらいですね(笑)

ーお話の中で広告運用や制作が初心者の方も多いとのことでしたが、問題なくお使いいただいていますか?

そうですね。。。完全に初心者だとちょっと難しいと感じる部分はあると思うんですが、軽くWordpress触ってたりとかするとむしろ簡単なので大丈夫かなと思います。

もしこの知識あった方が良いよねっていうところで行くと、最低限のHTMLとCSSの知識ですかね。ちょっと体裁が崩れちゃったとかいう時にすぐに修正したり、もっと綺麗なよりよいデザインに調整したり、Wighetなんかも活用しやすくなるので。

 

本当に最低限でいいので基礎中の基礎の知識があるここコピペすれば解決できる見たいなことが出来て、何もわからないと手が届きづらいところが解消されるのでよりスムーズに作業できるようになるかなと思います。

でも普通に記事作って配信くらいのことなら全然出来ちゃうので初心者の方でも大丈夫かなと思います。

 

 

ーCXメンバーのサポート体制については率直にどう感じますか?

全体的には十分サポートいただいていると感じるので特に不都合感じることなく、親身に対応いただいているので助かっています。

あとfreeチャットを導入いただいてスピード感を持って対応だったり改善いただいている部分はすごい助かってるなと感じてます。

 

 

ーそれはよかったです!少しでも早くご質問などにお答えできるよう、CXのメンバーがチャットに張り付いてますので、今後もいつでも気軽にご相談下さい。

ーbeyondの効果について、立場による感じ方、見え方の違いはありますか?

そうですね、現場目線ではやっぱりとにかく使いやすいというところ。リーダー層やマネージャー層の目線だと、教育コストと管理コストがかからないことですね。

教育コストの面でいくと、とにかく使いやすくて簡単なので、新しいメンバーが入ってきた時に教える、育てるというところに時間を割かなくていいというのは結構大きいと思います。

管理コストの面でいくと、1つのツールにログインして管理画面を見るだけで広告からLPまで全部の数値を把握できるのはいいですよね。

 

どうしてもスプレッドシートとかだと、入力してるかしてないかで「これは動いていたの?」「いつからいつまで?」「単純な集計漏れ?」ということがわからなかったりします。

あとは広告とクリエイティブの組み合わせも出そうとするとレポーティングがかなり大変ですが、beyondの管理画面ならひと目で把握できるようにまとまっているので全体の管理のしやすさが全然違いますね。管理をする、マネジメントをする立場としては助かっています。

フィードバックするときも、他の事例などをすぐに共有できて、「この商品のここ見てね」と言うのを伝えるだけで済みますし、そこを確認してもらえれば見る側も見やすいようにまとまったものを見るだけなのでスムーズに共有ができます。

 

 

 

経営目線は、、、まだ半年くらいなので何とも言えないですが広い目線で行くとやっぱり費用対効果は見ていかないといけないかなと思います。市場的には広告の規制なども厳しくなって新規の獲得が取りにくい状況になってきているので、そうするとどうしても広告費と固定費と人件費でCPAが高騰してしまいます。

獲得の改善でCPAを抑制していくことも大事ですが、LTVをどうやって伸ばすか?を考える必要があります。CPAが許容できるのはどれくらいまでかって言うのはLTVが結局どれくらいあるかということによるので。

 

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なので、例えば本LPだったりその先のサンクスページのアップセル、クロスセルだったりのCRMの部分までSquad beyondで一括管理できると理想だなと思います。メールマガジンのHTMLの部分とかもSquad beyondで出来るといいですね。

やっぱり一人一人の顧客を1つのツールの中で追えてそこからLTVを伸ばすための施策が打てる体制が出来るようになると、CPAを下げると言うことだけでなくLTVを伸ばすと言うことも含めて費用対効果を考えることができるので、さらに使いやすくなったり導入のしやすさも出てくると思います。

 

 

ー現場、管理、経営のそれぞれの視点でのお話、非常にわかりやすいです!ありがとうございます!

ーそれでは最後に貴社の今後の展望などについてお聞かせください。

実はこれまでの自社の運用ノウハウを活かして、グループ内で代理店事業(株式会社prisma)を開始しました。そこでは広告主として自社運用やっているからこそ出来るサポートがあると考えています。

またSIVAさんはSquad beyondのシステム的な視点があると思うので、お互い別々の視点を持ち寄ってディスカッションとかできれば、お互いのサービスに活かしてクライアントさんの改善につなげられると思うので、またお話させていただけると嬉しいです。

 

 

ーそのように言っていただけてありがとうございます!こちらこそぜひまたお話しさせてください!本日はお付き合いいただきありがとうございました!