バナーの訴求軸について

この記事は、自分のバナーをより成果の出るバナーに改善したいという方に読んでいただきたい内容です。
より成果の出るバナーを作るためには、バナーの訴求軸を明確にする必要があります。

 

訴求軸とは

広告などのメッセージを伝えようとする相手を訴求(広告、宣伝などを使い、消費者(ユーザー)の購買意欲に訴えかけること)対象といいます。

訴求軸とは、訴求対象に伝えるべき商品のセールスポイントや、重要点や情報の訴求ポイントのことを指します。
たとえば、「〇〇が初回980円!」というテキストだったら商品の価格を訴求しているので『価格軸』で「厚生労働省が認めた〇〇!」というテキストだったら商品の権威づけを訴求しているので『権威軸』というように表現します。

軸を分ける理由

軸を分けることにどんな意味があるのでしょうか?

初めに、バナー広告での広告運用はABテストの繰り返しだということを知っておく必要があります。

ABテストとは、WEBマーケティングにおける手法の一つです。
WEBサイトや広告のバナー等の画像をAパターンとBパターンの2パターンを用意して「どちらがより良い成果を出せるのか」ということを検証するものです。

このABテストの部分に、訴求軸を分けるというところが関わってきます。

訴求軸が明確では無いバナーを配信してしまうと、せっかくABテストでどのバナーが成果がよかったかが分っても、バナーのどの部分が良くて成果が良かったのかが分からないため、改善がしにくくなってしまいます。

訴求軸の失敗例

訴求軸を明確に設定していても、検証が上手くいかないケースもあります。

訴求軸に共通要素がない

せっかく訴求軸を明確に区別していても、上記の例ではそれぞれの項目で「共通要素」がないため、どの軸がユーザーの心に刺さったのかが明確に見えません。

一度に大量のバナーを配信する

「とにかく色々と検証したい!」とやってみたものの、数が多すぎて必要な量のデータが集まらないという例です。

限られた予算の中では、一度に大量のバナーを配信してしまうと、1つ1つのバナーが配信される量は減ってきます。比較する際1つ1つのデータ量が少ないと、検証としては失敗だと言えます。
もし予算に限りがある場合には、訴求軸の優先度を決めた上で配信をする事が重要です。

 

訴求軸の具体例

では、訴求軸が明確なバナーのメリットを具体的な例を挙げて見ていきます。
例えば、年齢軸のテキストと口語軸のテキストに商品画像と女性画像を掛け合わせて全部で4パターンの広告を配信していたとします。

①年齢軸のテキスト×商品画像

②年齢軸のテキスト×女性画像

③口語軸のテキスト×商品画像

④口語軸のテキスト×女性画像

上記の①から④のバナーの中で、①と②の成果率が高かった場合、

→年齢軸テキストの成果が良かったことがわかります。

①と③のバナーの成果率が高かった場合、

→商品画像の成果が良かったことがわかります。

というように、画像はもちろんテキストにも訴求軸を持たせることで、検証が進めやすくなります。ユーザーにとってベストなアプローチであった訴求軸をもとに新たなバナーを追加していくことで効果の最大化が狙えるでしょう。

訴求軸を分けることで得られるメリット

訴求軸を分けることには、ABテストによる効果測定の結果がわかりやすいということの他にもう1つ大きなメリットがあります。

訴求軸を意識することで、よりターゲットユーザーを明確に意識することができるということです。ターゲットを明確化することによって、購買の可能性が低いユーザーではなく、高いユーザーにピンポイントで興味をもってもらえるバナーを作ることができます。

まとめ

上記で説明したとおり、バナー広告の改善には訴求軸を分けることが重要です。配信データにより効果検証ができるというWeb広告の特性を利用し、ABテストを繰り返してバナーを改善していきましょう。また、訴求軸を分けるだけでターゲットを明確にすることができ、やみくもに配信するよりも高い改善効果を期待できます。訴求軸を使いこなして、より成果をあげていきましょう!